一眼レフを使っている僕がニコン Z6を欲しい6つの理由と3つの不安

このブログで一眼レフを始めて僅か3年余りの間に10機種以上のカメラを購入した事を書きました。昨年の12月に5DM4を使い始めてから、カメラ沼が収まっていましたがニコンのZ7/Z6がファームアップによって動体撮影に強くなったのを機にZ6が非常に気になっています。

 

5DM4との違いを色々調べましたが、Z6を使ってみたい思いが日に日に強くなっています。もし、買い替えるとしてもマウント替えになり資金もありませんので、今ある機材を下取りににして購入する事になると思います。

 

 

マップカメラのワンプライス買取りでZ6と24-70F4,FTZアダプターのキットと200-500の望遠レンズを買っても差額が数千円程しかありません。しかも、今はキャッシュバックキャンペーンを行っており実質、手出しがなく購入する事ができます。

そこで、5DM4からZ6に代替するメリットと代替した時のデメリットを考えてみたいと思います。下記の機材で野鳥撮影をしているので、Z6が野鳥撮影で使えるのかを中心とした記事となります。

 

使用機材

カメラ EOS 5D MarkⅣ
レンズ EF24-105mm F4 L IS Ⅱ USM
EF100-400mm F4.5-5.6L  IS Ⅱ USM

12コマ/秒の高速連写スピード

5月16日のファームアップによってAF・AE追従で12コマ/秒の高速連写が可能になりました。5DM4は、約7コマ/秒ですので、5コマ/秒の差があります。キヤノンの連写番長と言われる7DM2が約10コマ/秒なので、7DM2よりも速い事になります。

野鳥の飛翔シーンなどZ6の方が決定的なシーンが撮れる可能性が高くなります。高速連写で撮影した時のシャッター音も小気味よく写欲も湧いてくるでしょう。

12コマ/秒の高速連写スピードで野鳥の飛翔シーンなど撮影してみたいです。

 

低輝度限界

ファームアップでZ6の低輝度限界が-2EVから-3.5EVに拡張されました。5DM4が-3EVですので、若干ですが暗いところの撮影ではZ6の方が優位になります。

また、ローライトAFを使用した時の低輝度限界が-6EVまで拡張され,より暗いシーンでもAFで撮影ができます。

僕は、夜景など暗い場所では撮影しませんがZ6の低輝度限界値は魅力的です。

 

フォーカスポイントが広い

Z6のフォーカスポイントは、273点あります。撮像範囲の縦、横で約90%という広範囲をカバーしています。5DM4のフォーカスポイントは、61点でフォーカスポイントが中央寄りになっています。

Z6の方が広範囲で撮影する事ができるので、構図の自由度も増します。

 

クロップ撮影ができる

クロップモードにする事で焦点距離が1.5倍に伸ばす事ができます。500mmだと750mm相当になります。

5DM4にはこの機能が無いので、野鳥撮影をする僕にとってはかなり魅力的です。ただ、クロップモードを使うと画素数が約1000万画素に落ちてしまいます。

5DM4で撮影してトリミングをするか、Z6でクロップモードで撮影するのがいいのか判断が難しいかもしれません。

ただ、画素数が落ちても焦点距離が伸びるのは非常に魅力的です。

常用ISO感度が最高51200

Z6の高感度を店頭で試してみましたが、ISO25600が使えるレベルでした。5DM4は、12800までが僕の中での許容範囲でしたのでより暗い場所での手持ち撮影が優位になると感じました。

画素数が少ない事と最新の画像処理エンジンの恩恵でZ6の方がノイズの少ない写真が撮れると思います。

 

本体が軽い

やはり軽いのはいいです。普段は一眼レフを使っていますが、店頭で持った時に凄く軽いと感じました。ボディは、Z6の方が約215g軽いのですが、それ以上の軽さを実感する事ができました。

しかし、望遠レンズを付けた時のバランスは悪そうな気がしました。特に200-500F5.6をFTZアダプターを介して付けた時に前よりな重心になりそうです。

 

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5DM4からZ6に代替した時の不安事項

 

AFの追従性能

これは、5DM4の方が優位だと思います。動きの遅い被写体や飛行機などの大きい被写体の撮影はそんなに難しくないかもしれませんが、小さい鳥など動きの速い被写体は難しいと思います。

店頭で歩いている人に向けて試してみましたが、全く問題がありませんでした。まぁ、歩く人ぐらいで追従性能がダメなら、どんな動体撮影もできませんが・・・。

しかし、Z6のAFの追従性能がどれだけのものか野鳥の飛翔シーンで試してみたい気持ちが日に日に大きくなっています。

 

EVFの動体撮影での見え方

最初に言っておきますが、Z6のEVFの見え方は光学ファインダーに近く凄く綺麗です。風景など静物撮影なら問題なく撮影できます。

店頭で歩いている人に試してみましたが、やはりカクカクした動きになってしまい少し違和感があります。ゆっくり歩いている人でもそうですから、動きの速い被写体だと追うのが難しいかなと感じてしまいました。

バッテリーの持ち具合

一眼レフは、ファインダーを覗いても見ている物がそのまま見えるので電気は消費しません。その為、バッテリー持ちがいい機種がほとんどです。

対するミラーレスカメラは、電子回路を通って映像として見るのでどうしてもバッテリーの持ちは悪くなります。一眼レフの半分ぐらいの撮影枚数である機種がほとんどです。

一眼レフを使っている人は、ミラーレスカメラのバッテリーの持ちの悪さに驚くかもしれません。まぁ、予備バッテリーを何個か持っていれば問題無いのですが、純正バッテリーはそこそこの価格がしますので余計な出費が増えてしまいます。

 

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Z6に代替したい理由 まとめ

 

連写スピードや高感度など5DM4に比べて優位な物が数多くあります。5月16日のファームアップで物凄く魅力的な機種になっています。ファームアップ前は、見向きもしませんでしたが・・・。

5DM4と300F2.8に2倍のエクステンダーにするかZ6に200-500F5.6にするか悩んでいます。今のところ前者がいいかなと思っておりますが、時代は確実にミラーレスカメラへと移り変わっているのでキャッシュバックキャンペーンを実施しているうちに代替を本気で検討したいと思います。

Z7は、高価なのと画素数が多いので僕のPCのスペックでは物足りないと思い検討していません。

この記事を書いた人
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カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
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