
Z6を購入する前にZ6と200-500の使い勝手がどうなのか色々調べてみましたが、レビューなどが少なかったので、Z6と200-500で手持ち撮影などができるのかなどについて書いていきたいと思います。
今回もZ6の事になりますがお付き合いください。
この記事の内容
- Z6と200-500を装着した時の大きさや重さについて
- 手持ち撮影が可能か
- FTZマウントアダプターを付けた時の注意点
- 200-500のレンズを装着した時の操作性について
Z6と200-500での撮影を考えている方は、是非読んでみてください。
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Z6と200-500を装着した時の大きさや重さなどについて
Z6にFTZマウントアダプターと200-500を装着した時の横から見た時の写真です。ボディの大きさに比べてレンズの大きさが際立っています。
上の写真の状態で重さが3.3kgあります。もちろんバッテリーとXQDカードも入っています。持ってみるとずっしりとした重みを感じます。
右手でグリップを持って持ち上げるとレンズの先端が下がってしまいます。レンズが下がらないように支えようとするとかなりの力を入れなければなりません。左手でレンズの下を支えると安定します。
注意
手持ち撮影ができるか
結論から言うと手持ち撮影は可能です。ただ、3kgを越える重量があるので長時間の撮影は厳しかったです。カイツブリの泳いでいる姿をファインダーを覗きながら追いかけましたが20~30秒で腕が疲れてしまいました。
200-500を装着した時の操作性について
上の写真は、Z6の背面を写した物になります。iphonで撮ったので解りずらいかもしれませんがご容赦ください。
ファインダーを覗いたままの操作性
AF-ONボタンの押しやすさ
右上にあるAF-ONボタンですが押しやすい位置に有ると思います。一眼レフを使っていた人でも違和感なく使う事ができます。
AFポイントの移動
これもファインダーを覗いたまま違和感なく操作する事ができます。AF-ONボタンの下にあるスティックみたいな物を動かしてAFポイントを移動させます。
スティックを移動させたい方向に傾け続けるとフォーカスポイントが移動し続けます。フォーカスポイントが中央にあり左端とかに移動したい時に早く移動させる事ができます。
フォーカスポイント循環選択をONに設定しておくと端にフォーカスポイントが有った時は、突き抜けて逆側にフォーカスポイントを移動させる事ができます。例えば左端にフォーカスポイントが有る時は、左側にスティックを傾けると右端に移動させる事ができます。
フォーカスポイントを素早く中央に戻す時は、設定が必要になります。OKボタンをフォーカスポイント中央リセットに設定する必要があります。
次に紹介するピント位置の拡大表示もOKボタンでの設定となる為、どちらを選ぶかは好みが別れると思います。
ボタンをピント位置の拡大表示
OKボタンの設定を拡大画面との切り替えを等倍に設定すると簡単にピントを等倍まで拡大させて確認する事ができます。(低倍率50%と高倍率200%の3種類設定可能です)
本体背面の右側の真ん中辺りにOKボタンがあるので操作がし易いです。OKボタンの下に拡大、縮小の+-ボタンがあるのですが、ここでもピント位置を拡大、縮小して確認できますが慣れるまでは少し押しづらいです。
僕的には、OKボタンを押して等倍でピント位置を確認するのが一番いいのかなと思います。
メニュー表示
Z6は、ミラーレスカメラなのでファインダーを覗いたままメニュー画面を開き色々な設定を変える事ができますが、設定を変える時は、背面液晶で設定を変えるのがいいと思います。
ミラーレスカメラに慣れている方は、ファインダーを覗いたままでも各種設定を変更することが可能です。
ISO感度設定と露出補正
本体上面のシャッターボタンの近くにISO感度設定ボタンとその右側に露出補正設定ボタンがあります。撮影しながら設定を変更する時は、設定ボタンを押しながら後ろにあるダイヤルを回します。
ISOの変更は、違和感なく行う事ができますが、露出補正は露出補正ボタンが右側にあり少しやりづらいです。露出補正ボタンを押しながらダイヤルを回すと、露出補正ボタンから指が離れてしまい途中で設定が変更できなくなる事がたまにあります。
ISO設定ボタンの横に露出補正ボタンが配置できるように見えるのですが、無理だったのでしょうか?操作性が少し改善されると思いますが、ニコンの開発陣はこの位置が良いとの判断なのでしょうね。
撮像範囲設定
Z6は撮像範囲をFXかDXかを選ぶ事ができます。FXはフルサイズの画角ですが、DXは焦点距離を1.5倍に伸ばす事ができます。500mmだと750mm相当で撮影できる事になります。
画素数は約1000万画素に落ちてしまいますが、遠くにいる小さい鳥を撮る時には便利な機能です。
撮像範囲設定も本体前面にあるFn1かFn2ボタンに設定する事ができます。僕は、Fn1ボタンにこの機能を割り当てています。
操作方法はFn1ボタンを押しながら後ろのダイヤルを回します。慣れが必要かもしれませんがファインダーを覗いたまま操作する事が可能です。
フォーカスモードとAFエリアモード
Fn2ボタンにフォーカスモードとAFエリアモードの変更を割り当てる事ができます。
Fn2ボタンを押しながらシャッターボタンの前のダイヤルを回すとAFエリアが変更でき、後ろのダイアルを回すとフォーカスモードを変更する事ができます。
Fn2ボタンを押しながら前のダイヤルを回すのは回しづらいと感じましたが、慣れれば大丈夫でした。これも、ファインダーを覗いたままの操作が可能だと思います。
その他の操作性
画像の確認と削除について
画像の再生ボタンが本体背面の左側の上に付いています。50mmf1.8Sみたいな軽いレンズなら撮影後に画像を確認する事は難しくありませんが、200-500のレンズを装着したままだと少し難しくなります。
両手での操作になるのでレンズを支える事ができません。カメラを下に向けて操作する事ができますが、マウントが破損するのではないのかと冷や冷やします。
どうしても撮影後に画像を確認する時は、素早く行うようにしております。カメラを下に向けていると安定している気がします。僕は、JPEGで撮影していますが、RAWでの撮影も考えなければいけないかもしれません。
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その他の操作
iメニューとメニュー画面からの設定の変更は、200-500のレンズを付けていても行う事ができます。
右手だけで操作できタッチパネルにも対応していますので、スマホ感覚で設定の変更が可能です。
まとめ
とにかく3.3kgの重量があるので何をやるのにも大変です。ボディが小さく軽い為、レンズとのバランスが悪いからです。
ただ、重さとアンバランスに耐えられるのならZ6での望遠撮影はオススメできると思います。連写を多用しなければですが・・・。5DM4の操作性に比べれば欠点ばかりが目立ちますが、ミラーレスにはミラーレスにしかないいいところもあります。
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