
前に松本市にある千鹿頭池でカイツブリが巣材を運んでいる様子などを写真と共に紹介いたしました。
今週もカイツブリの様子が気になり撮影に出掛けました。今回は、池にいた鳥がカイツブリとマガモ1羽だけでした。
あまりにも野鳥の数が少なく記事にするのを迷いましたが、遊歩道を歩いていると木に留まっている野鳥や花の蜜を吸う蝶などを撮影できたので、ご紹介したいと思います。
今回の撮影日は、2019年6月1日です。
合わせて読みたい
千鹿頭池にいた野鳥
カイツブリ
冒頭にも書きましたが、池にはカイツブリとマガモが1羽だけ気持ち良さそうに寝ているだけでした。寝ているマガモの姿も撮影しましたが、ありきたりな写真なので今回は、カイツブリの写真を何枚かご紹介します。
上の写真は、カイツブリが餌か巣材を探しに水中に潜ってから水面に出てきたところをファインダーを覗いてシャッターチャンスを待っていた時に撮れた写真です。
ブルブル体を震わせているところを連写で撮影しました。少し反応が遅れてシャッターを切るのが遅れた為、飛び散る水飛沫が少なく物足りない写真となってしまいました。
しかし、5DM4の秒7コマの連写スピードでカイツブリの表情がいいものが撮れました。
先週も紹介しましたが、巣材を巣に運んでいるところです。この日は交互に巣材を運んでいるようで、2羽一緒に池に出て来る事がなかったです。
今回、カイツブリを撮影していて気が付いたのですが、鳴き声を発してから巣から池に出て来る事が多かったです。カイツブリを撮影している僕にとっては、非常に分かり易い合図になるので撮影し易かったです。
トンビ
トンビが上空を旋回していましたので撮影してみました。千鹿頭池には、よくトンビが池の上空を旋回しています。餌でも探していると思うのですが、ほとんどは旋回した後に何処かにいなくなってしまいます。
背景が青空なので空を飛んでいるトンビの撮影は難しくありませんでした。障害物が無いのでピントが迷う事もなくAFポイントをトンビに合わせるだけで、簡単にピントが合い撮影できます。
キジバト
遊歩道を歩いているといきなり何かの鳥が目の前の桜の木に留まりました。ファインダーを向けてみるとキジバトでした。
枝や葉にピントを持っていかれ中々、キジバトにピントが合いませんでした。撮影場所を少しずつ移動しながら枝被りの無い場所まで移動してやっと撮影できました。
夏場が野鳥撮影に向かないのは、近くの木に鳥が留まってもこういう状況が多いからです。5DM4もピントが枝などに持っていかれこういう場面は苦手です。
雀
雀は身近な鳥ですが、撮影するには楽しい被写体だと思います。
上の写真は、駐車場の近くの木に留まったところを連写で撮影しました。この木は雀が留まっている場所だけ、葉が茂っていませんでしたので、雀の何か叫んでいるような表情を撮る事ができました。
こういう表情を撮る事ができるのが、野鳥撮影の醍醐味だと思います。
合わせて読みたい
千鹿頭池野で撮影した野鳥以外の生き物
亀
池の塀で亀が日向ぼっこをしていました。写真の右側の塀でも2匹の亀が日向ぼっこをしていました。この池には多くの亀が生息しており、池を泳いでいる姿や水面から顔を出して呼吸している姿も見る事ができます。
蝶
りんどうの花に止まったアゲハ蝶を撮影しました。何枚か撮影しましたが、羽が開いた一番姿のいい写真を掲載させていただきました。
飛んでいる蝶を撮影したかったのですが、動きが素早く全く撮影する事ができませんでした。まず、蝶の動きが速くカメラを向ける事ができません。最初は400mmの焦点距離で追いかけていましたが、ファインダーの中に収める事ができなかったので、画角を広くしようとして100mmで試してみました。
画角を広くした事で蝶をファインダーの中に収める事が出来たのですが、距離が遠くなりピントを合わす事が困難になってしまいました。
POINT
まとめ
今回は、初めて蝶を撮影してみました。今回みたいに野鳥の数が少ない時は、花と昆虫の写真撮影も楽しいんじゃないかと思いました。
カイツブリも一生懸命に巣作りに励んでいました。毎回言っていますが、雛を撮影するのが楽しみです。少し気になるのが、野鳥撮影を昨年の今頃から始めたのですが、その時は鴨や鷺など沢山いました。何処に行ってしまったのか、千鹿頭池に帰って来てくれるのか心配です。