
前に花と風景を撮影するのに最適なレンズについて記事にしたことがあるのですが、この度、風景と花の撮影用にタムロンの標準ズームレンズである、SP24-70mm F/2.8 Di VC USD G2を購入しました。
風景と花を撮影するにあたり3本のレンズを最終候補に挙げて購入を検討すると言っていたのですが、購入したレンズは最終候補に残っていたレンズとは全く違うレンズでした。
最終候補に残っていたレンズは、便利ズームレンズ、シグマの標準ズームレンズ、望遠ズームレンズの3本でしたが、どうして僕がタムロンの24-70mmF/2.8 Di VC USD G2を購入したのかをお話ししたいと思います。
広角レンズでは望遠側が不足
ニコンのAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRを持っていたのですが、これを下取りにしてタムロンの24-70mm F/2.8を購入しました。
16-35mmを使っていて使っていた焦点距離は、ほとんど35mmでした。たまに24mmを使うぐらいです。そして、35mmをクロップ撮影にして52.5mm相当にして撮影することも多かったのです。クロップ撮影をしても、もう少し望遠側が欲しいと思うことがよくありました。
D5でクロップ撮影をすると1000万画素程に画質が下がってしまうので、どうしようか悩んでいました。
その為、24mm以下の焦点距離は必要無いと判断し、便利ズームレンズや標準ズームレンズを検討するようになりました。
便利ズームレンズはAFが遅い
AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6 G ED VRを第一候補として検討していましたが、AF速度が遅いというレビューを多く見かけました。風景撮影だけならAF速度が遅くても問題は無いのですが、卓球の試合など動体撮影には致命的だと思い却下しました。
このレンズの僕の想定している使い方は、風景撮影と動体撮影の両方を考えていました。
F4通しの標準ズームレンズは価格が高い
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRは、中望遠域をカバーする焦点距離が魅力なのですが、価格が高いのがネックでした。新品価格が約13万円とタムロンの24-70mm f/2.8より約1万円高いのです。
また、10年前に発売されたレンズで光学設計も古いので購入候補から外れました。
もう一つ検討していた標準ズームレンズがあります。シグマのArt 24-105mm F4 DG OS HSMです。ニコンの24-120mmより望遠側が短いですが、同じF4通しで描写に定評のあるレンズです。
しかし、価格.comのレビューで端のフォーカスエリアでピントが合わないというレビューが多々ありました。中央以外でAFが効かないのは論外なので除外しました。もう一つ購入を見送った理由は、価格が約10万円とタムロンの24-70mmと比べて2万円も違わなかったことです。
最終的にはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと悩んだ
カメラのキタムラに行くと、ニコンのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRが展示品ですが、約23万円(税込み)で販売されていました。マップカメラより約3万円も安かったのです。
AF-S 16-35mmF4を下取りに出して約19万円で憧れの純正大三元レンズを自分のものにできるのです。かなり悩みましたが、購入を見送りタムロンの24-70mmf2.8を購入しました。
望遠レンズの購入も検討
ニコンの24-70mmを購入しなかった理由は、70-200mmF2.8の望遠レンズの購入も考えていたからです。タムロンの24-70mmが16-35mmを下取りして約9万円。タムロンかシグマの望遠レンズなら、20万円ちょっとで24-70と70-200を購入できそうだったからです。
もし、70-200mmを購入できれば、24mmから500mmのラインアップが完成します。24-70と70-200、200-500でほとんどの被写体を撮ることができるのは、大いに魅力的でした。
その為、価格が比較的手頃で評判の良いSP24-70mm F/2.8 Di VC USD G2を購入しました。
まとめ
お金が有り余っているのなら、ニコンの24-70mmF2.8が本当なら欲しかったです。しかし、家の中で試し撮りをした感じでは、画質も良くAFも速いのでとりあえず満足しています。
これから、桜が満開になるので松本城で一日、桜と松本城を絡めた撮影を楽しみ本当にこのレンズが良かったのか判断したいと思います。
そして、今度は望遠レンズを何にしようか悩みたいと思います・・・。と言いたいのですが、この24-70mmを購入した2日後に70-200mmF2.8のレンズも購入してしまいました。
どのレンズを購入したのかは、また改めてお話しさせていただきます。