交換レンズの保護フィルターは必要か実体験からお教えします

レンズ交換式カメラを使って撮影している人で、交換レンズの保護フィルターを使っている人はどのぐらいいるのでしょうか?カメラを始めたばかりの方は、保護フィルターなんて必要ないと思っている人が多いかもしれません。

また、保護フィルターの必要性は理解しているが、レンズを落としたりしないと思っていて保護フィルターを付けていない人もいるかもしれません。

僕がまさしくそうでレンズの保護フィルターなんて必要ないと思っていてカメラを始めた時は、保護フィルターを付けていませんでした。

そんな僕が交換レンズの保護フィルターが必要な理由を実体験を基にお話したいと思います。

レンズ保護フィルターを付けないで撮影している人に、保護フィルターの重要性及び必要性が理解していただけたら嬉しいです。保護フィルターをすでに使っている人は、意味のない記事になるのでスルー願います。

 

レンズ保護フィルターの役割

 

レンズ保護フィルターの役割はレンズを保護する事です。レンズ交換をしていて誤ってレンズを落としてしまってもレンズの前玉が割れるのを防ぎます。保護フィルターは割れてしまう可能性がありますがレンズは守られます。

保護フィルターはフィルター径によって値段はまちまちですが、レンズよりは価格が安いです。高くても1万円ちょっとで購入できます。保護フィルターを付けている事により高額なレンズが守られ余計な修理代を払わなくてすみます。

また、特に外で撮影している時に多いのですが、レンズに埃が付いてしまう事があります。海での撮影や野球などの試合を撮影する方は砂埃が付着するリスクも高くなります。

レンズに付いた汚れを拭き取るのにも気を使いますが、保護フィルターなら傷が付いてしまっても交換すればいいだけです。多少の出費はあるかもしれませんが、レンズに傷をつけるよりは間違いなく低額です。

せっかく撮影に出かけたのにレンズを傷つけるかもと気を使いながら撮影するより、精神的に安心する事ができる保護フィルターを付けて大胆に動き回り撮影した方がいい写真が撮れるのではないでしょうか。

保険的な意味でも保護フィルターを使うことをオススメいたします。

 

レンズ保護フィルターの役割

  • 誤ってレンズを落としても前玉を割れる事を防げる
  • 砂埃などからレンズを守れる
  • 保護フィルターが汚れても気軽に拭く事ができる

 

 

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保護フィルターを付ける事によるデメリット

 

保護フィルターを付ける事によるデメリットですが、まず画質の劣化が挙げられます。ただ、最近のフィルターは光学系を考えられて作られている物が多いので特に気にしなくてもいいと思います。注意点としては、極端に安いフィルターはそれなりの商品だと思われますので、画質の劣化が顕著に現れるかもしれません。

あと、保護フィルターを購入するのに費用がかかってしまいます。高額なレンズを購入して保護フィルターも購入するのは少し躊躇ってしまうかもしれません。

少し前に購入したニコンの200-500の保護フィルターは、1万3千円程でした。望遠レンズは長く重たいので、色んなとこにぶつける可能性が高いと考え思い切って購入しました。

 

保護フィルターを使う事のデメリット

  • 安いフィルターを使うと画質が劣化する
  • フィルターを購入する出費が増える

 

 

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保護フィルターを付けてて良かった体験談

 

僕が保護フィルターを付けていて良かった体験談をお話させていただきます。今年の元日に東京ディズニーリソートに家族で遊びに行きました。年末のカウントダウンのイベントをやっていて元日の1月1日は午前2時から入園する事ができました。

当日は、12月31日の23時頃に松本の自宅を出発し2時過ぎに東京ディズニーシーの立体駐車場に着く事ができました。子供もいた事もあり駐車場で少し仮眠をとり7時頃に入園するのに準備を始めました。

カメラの用意が終わりカメラバックから一眼レフカメラを取り出しカメラバックを背負おうとしました。その時にカメラバックの横の出し入れ口が空いていて背負った時の反動で望遠レンズが飛び出してしまい駐車場のコンクリートの上に落としてしまいました。

 

 

カコンッという不吉な音と共にレンズが転がっています。

 

 

慌ててレンズを拾いすぐ前玉を確認しました。見てみると見事にレンズが割れています。

 

 

おわた・・・

 

 

パレードを撮影しようと思い100-400LⅡのレンズを持ってきたのに撮影できないと思いテンションがただ下がりしてしまいました。また、修理などの費用の事も考え僕の気持ちはもう、ディズニーシーどころではなくなってしまいました。

ところがよく確認してみると保護フィルターが割れているだけでレンズ自体はひび割れもなかったのでした。レンズ本体に多少の傷は付きましたが、AFなどの動作は正常でした。

ディズニーシーと翌日のディズニーランドでのパレードの撮影を無事に撮ることができました。

この時の僕は、保護フィルターは付けないで良いと思っており、たまたまなんかのレンズを購入した時にプレゼントされた物を付けていました。

この日から保護フィルターに対する考え方が180度変わり、ディズニーランドから帰ってきたらすぐ保護フィルターを購入し装着しなおしました。

このレンズは手放しましたが、今、使用している2本のレンズには保護フィルターを装着しています。これが、僕が保護フィルターを必要だと感じた体験談です。

 

 

僕の使っているレンズ保護フィルター

 

僕は、マルミ光機のEXUSというレンズ保護フィルターを使っています。価格は少し高いですが、フィルターを付けても高画質を維持できるので使っています。

 

EXUS LENS PROTECTは可視光に影響を与えない無色透明な保護用フィルターです。
帯電防止・撥水・防汚機能を備えた新コーティングを採用し、平面度・強度をも向上させ、装着してもレンズ本来の性能を最大限に発揮する必須アイテムです。(デジタル・フィルム使用可)

商品箱の説明文より

EXUS特徴

  • 帯電防止コーティング採用
  • 撥水・防汚コーティング採用
  • 低反射:0.3%以下
  • 平面度・強度の向上
  • 新低反射枠採用

 

水滴や指紋などが付きづらく拭き取りしやすいです。また、表面反射を極力抑え最高画質を実現し、レンズの描写力を極限まで引き出します。

最初に書きましたが、極端に安いフィルターを使うと画質の劣化を招いてしまいますので、僕は、レンズの描写力を引き出せるこのフィルターを使っています。

 

まとめ

 

レンズ保護フィルターの必要性を僕の体験談と一緒にお話しました。また、僕の使っているレンズ保護フィルターもご紹介させていただきました。

レンズ保護フィルターは、レンズのもしもの時を守ってくれる可能性のある物です。レンズを落として前玉のレンズを割ってしまう前に、もし使っていなければ使うことをオススメいたします。

レンズは、壁や木などにぶつけても破損してしまう可能性がありますよ。

この記事を書いた人
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カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
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