
過去に松本の千鹿頭池で撮影した野鳥や桜の写真をご紹介いたしましたが、いつも、同じ場所だと飽きてしまうので今回は、少し足を延ばして安曇野市にある御宝田遊水池で野鳥を撮影してきました。
冬場は、多くのカメラマンがコハクチョウの撮影目的で賑わいますが、白鳥がシベリアに帰ってしまった今時期には、ほとんどカメラマンの姿を見かけませんでした。
冬は、沢山の白鳥や鴨類が見られますが、今時期は数羽の鴨やカイツブリがいるだけです。しかし、池の奥の藪の中ではヨシキリなどの鳴き声が聞こえてきて、冬場とは違う野鳥撮影が楽しめました。
今回は、御宝田遊水池で撮影した野鳥の紹介とZ6と200-500で撮影した感想などをお話したいと思います。
御宝田遊水池の紹介
御宝田遊水池は安曇野インターから約20分で着く事ができます。夏場のこの時期は、水鳥も少なく観光客もほとんどいないので寂しかったです。
野鳥の撮影に来てた人も僕の他に2人しかいませんでした。そのうちの一人の方からヨシキリがいると教えてくれました。冬はコハクチョウと水鳥で賑わっていましたが、今時期はヨシキリなどの鳴き声がしています。ウグイスも鳴いていました。
今回は、藪の中を飛び回っているヨシキリやムシクイの撮影が楽しめました。上手くいけばカワセミも撮影できるかなと期待しましたが、残念ながら今回は姿を見る事ができませんでした。(撮影場所を変えた某所でカワセミを撮影できたのですが、それは後日にお話させていただきます。)
池にはカイツブリの雛が生まれていました。残念ながら雛が大きくなっていたので、親鳥の背中に雛が乗っている姿は撮影できませんでしたが、カイツブリ親子の仲睦まじい姿を撮影する事ができました。
それでは、御宝田遊水池で撮影した野鳥をご紹介したいと思います。
7月に御宝田遊水池で撮影できた野鳥
カイツブリ
家の近くの千鹿頭池ではカイツブリの雛の姿を確認する事ができていないのですが、御宝田遊水池ではカイツブリの雛が生まれていました。しかも、かなり大きく育っているようです。
親鳥と子供が並んで泳いでいる姿を撮影する事ができました。一生懸命に親鳥の後を追いかけて泳ぐ子供の姿が可愛かったです。
ピントが甘く申し訳ないのですが、親鳥が子供に餌を渡して食べさせている姿が撮影できました。ファインダーを覗いて撮影した時には気がつかなかったのですが、家に帰って等倍でピントの確認をしている時に気がつきました。
撮影場所からカイツブリまでの距離は20mぐらいでしょうか。500mmでも短くトリミングをしています。
オオヨシキリ
この時期の御宝田遊水池では、藪の中からヨシキリの鳴き声がうるさいくらいに聞くことができます。滅多に藪の中から出てこないのですが、少し待っていたら見通しのいいところまで姿を見せてくれました。
この写真もトリミングしていますが、ハマった時のZ6の描写力は素晴らしいです。5時間ぐらいいましたが、撮影できたのはこのカットも含めて数枚でした。
ムシクイ


Z6で撮影した感想
Z6の12コマ秒の連写は、マシンガンを打っているような感じで小気味よく楽しいです。また、シャッター音も低い感じで僕は、気に入っています。
しかし、動きの遅い被写体なら12コマ秒の連写でも被写体を追いかけられますが、動きが速いと厳しかったです。ただ、慣れれば動きの速い被写体でも撮影出来そうだと感じたのは収穫でした。
遠く離れた小さい鳥などはピントが甘い事もありますが、ピントが合った写真は驚くほど画質がいいです。5DM4と100-400の描写に負けないぐらいだと感じています。
かゆい所に微妙に手が届かない感じで、ここをもう少し改善してくれれば楽に野鳥撮影ができるのにと感じた事が何個かありますので、それは改めて記事にしたいと思います。
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