
田舎に住んでいてカメラを購入しようと思い、実際にカメラを見に行ってもグレードによってはカメラが展示されていないことも多いです。長野県だとカメラのキタムラか家電量販店で一眼カメラを見ることができますが、展示されている機種が少なかったり入門機から中級機クラスまでしか置いていないお店がほとんどです。
カメラのキタムラだと入門機から中級機クラスなら気軽に見ることができるのですが、キヤノンの5DM4やニコンのD850などを触ってみたいと思ってもショーケースの中にあるので、店員に声を掛けないと手にとることができないのです。余程、購入の意思が強くないとなかなか店員に声を掛けることはできません。
都会に住んでいる人なら、少し足を伸ばせばビックカメラやヨドバシカメラなどで実際にカメラを手にとって操作をしてみて購入を検討できますが、長野県ではそうもいきません。新潟市や東京の八王子に行かないとビックカメラは無いのです。
ケーズデンキの長野本店はカメラの展示されている機種が多く、5DM4やD850、ソニーのα7RⅢなどのフルサイズ機を手にとって操作することができました。長野県随一の展示の多さだったカメラコーナーがリニューアルして、カメラコーナーが広くなり展示機種が増えました。
今回は、ケーズデンキ 長野本店のカメラコーナーの魅力をお話ししたいと思います。
メーカー毎にカメラが展示されている
ビックカメラやヨドバシカメラだと当たり前のようにメーカー毎に展示されていますが、ケーズデンキ 長野本店でもメーカー毎にカメラが展示されています。展示されている棚の下にメーカー名が記されているので、分かりやすく見つけやすくなりました。特にキヤノンは、フルサイズとAPS-Cで分けられ、ニコンは一眼レフとミラーレスカメラとに分けられ展示されています。一つの棚に一眼レフ、もう一つの棚にミラーレスカメラが展示されているイメージです。
他にソニー、ペンタックス、富士フィルム、オリンパス、パナソニックもメーカー毎に展示され、見たい機種を手にとって操作して検討することができます。
上級機(プロ機)が展示されている
僕が一番驚いたのが各メーカーの上級機が展示され、触って操作できることです。キヤノンの1DXM2やニコンのD5、ソニーのα9が何と展示されて手にとって操作することができるのです。
D5は持っているので、1DXM2のシャッターを切ってみてD5との違いを試してみました。さすが14コマ秒の連写は凄かったです。機材レビューの記事ではないのでこれぐらいにしときますが、有楽町のビックカメラでもフラグシップ機はお客の手に触れられる場所には展示していなかった記憶があります。
もちろん、5DM4やD850、α7RⅣも展示されており手にとって操作することができます。1DM2やD5を見て操作することができるだけでも、ケーズデンキ 長野本店に来る価値はあると思います。
中級機や入門機も数多く展示されている
上級機の他にも中級機や入門機も数多く展示されています。特に入門機からのステップアップを考えている人は、中級機、フラグシップ機とを比べて検討することができます。
また、APS-C機からフルサイズ機へのステップアップを考えている人も、高感度画質の違いやボケ量の違いなどを比較、検討することができます。
レンズの種類も豊富に展示されている
カメラボディの他にもレンズも豊富に展示されています。キヤノンやニコンのレンズはもちろんのこと、各カメラメーカーのレンズやシグマやタムロンのサードパーティー製のレンズも豊富に展示されています。
また、ニコンの望遠レンズは300mmf/2.8の通称サンニッパと呼ばれる望遠単焦点レンズなど、高価な望遠レンズも数種類展示されています。ソニーも望遠レンズがたくさん展示されています。
家電量販店では、なかなか見ることのできないレンズの展示ケースの大きさは圧巻です。展示されている全ての種類のレンズを装着することができるようです。
アクセサリー類も豊富に展示されている
三脚
ケーズデンキ 長野本店では元々三脚の展示が豊富でしたが、よりたくさんの三脚が展示されています。ジッツオ、マンフロット、ベルボンなど多く展示されています。
ジッツオは10万円を越える三脚がマンフロットはビデオ雲台のセット、ベルボンも自由雲台やビデオ雲台付の三脚が展示されています。僕が購入したB430BWとFHD-81のセットは、残念ながら展示されていませんでした。
豊富な種類の三脚が展示されていたのですが、レオフォトの三脚はありませんでした。一番購入を検討していたメーカーでしたので、見てみたかったのですが残念です。
三脚の購入を検討している人もケーズデンキ 長野本店へ行ってみてください。いろいろなメーカーの三脚を見れて雲台の動きもチェックできます。
その他のアクセサリー
防湿庫も展示されています。大きいサイズから小さいサイズの防湿庫まで、たくさん展示されています。いつかは防湿庫を購入したいと思っており、じっくり見てしまいました。意外と手の届く値段なので、欲しい気持ちが大きくなってしまいました。
その他、記録メディアはXQDカードやCFカードも販売されています。定番のアクセサリーではレンズの保護フィルターやPL、NDフィルター、ストラップ、カメラのメンテナンス商品、保管ケース、カメラバックも大きいサイズから小さいサイズまで販売されています。
珍しい物では、レフ板やLEDライトも販売されています。
プリンター
カメラコーナーの一角にプリンターも展示されています。しかも展示されているプリンターは並みの商品ではありません。一般家庭では置き場所に困るような大きなプロが使うようなプリンターが3台ほど展示されています。
価格もその分高価ですが、キヤノンやエプソンの本格的なプリンターを見るのは新鮮で楽しいです。
まとめ
今回は、ケーズデンキ 長野本店のカメラコーナーがリニューアルしたことについてお話ししました。カメラコーナーが広くなり、メーカー毎に展示され本当に見やすくなり、目当ての機種を探しやすくなりました。
また、フラグシップ機が展示され操作できることに驚きました。なかなかフラグシップ機を手にとる機会はないと思いますので、それだけでも来る価値はあると思います。1DX2、D5、α9の操作性の違いなど比べられるお店はそうそうないはずです。
最初にも書きましたが、長野県ではカメラを実際に見て購入できるお店は少ないです。長野県内の人はもちろん、新潟県の上越市近郊や群馬県の長野県寄りに住んでいる人で一眼カメラの購入を検討している人はぜひケーズデンキ 長野本店へ行ってみてください。展示している機種の多さに驚くはずです。