カメラを購入する時に無金利のショッピングローンをおすすめする理由

カメラやレンズを購入する時の支払い方法として思い浮かべるのは何でしょうか?現金、クレジットカード、PayPayなどのキャッシュレス決済、ショッピングローンなどが挙げられると思います。

僕は、3か月前にニコンのD5と16-35mmF4のレンズや予備バッテリーなどを購入したのですが、48回払いの無金利のショッピングローンを使いました。支払い総額は65万円程で毎月の支払額は、13,000円です。(初回は除く)

クレジットカードの分割払いで購入しようと考えていましたが、金利を考えると支払い総額が増え、金利を払うのが馬鹿らしいと思いました。そこで、今回は僕がどうして無金利のショッピングローンを使ったかと、ショッピングローンをおすすめする理由をお話ししたいと思います。

 

ショッピングローンとクレジットカード、カードローンの違い

 

ショッピングローンは、信販会社が支払額を立て替えて、信販会社に返済します。

クレジットカードは、商品代金を後払いするシステムです。クレジットカードを使って、その場で現金が無くても商品を購入することができます。

カードローンは、カードでお金を借りて支払いをカードローン会社に返済します。

この3つの違いは金利です。ショッピングローンの金利は0%から15.0%程度です。銀行のカードローンより高く、消費者金融のカードローンとそれほど差がないことが多いです。クレジットカードの金利は2回払いまでなら金利はかからなく、支払回数が多くなるほど金利が高くなる傾向にあります。

 

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無金利のショッピングローンをおすすめする理由

 

 

カメラのキタムラやビックカメラ、マップカメラなどのカメラ販売店では、無金利のショッピングローンを使ってカメラなどを購入することができます。利用できる回数はローン会社によって違いますが、36回か48回払いまでのものが多いです。扱っているローン会社もそれぞれです。セディナ、ジャックス、オリコを使っている販売店が多いです。

クレジットカードを使ってカメラを購入すると金利が年10%~15%かかりますが、無金利のショッピングローンを使うと金利はかかりません。総額30万円のカメラとレンズを12回払いで購入したとするとクレジットカードなら3万円から4万5千円の金利がかかり、金利を含めた総支払額は33万円から34万5千円となります。

無金利のショッピングローンだと30万円の支払いで済み、3万円から4万5千円の金利の支払いがなくなります。支払い額と支払い回数が多くなれば多くなるほど金利額が高くなります。無金利のショッピングローンだと支払い回数が多くても金利は0円です。

カードローンでも同様のことが言えます。

現金一括で支払えるけど急な出費に備えて現金を残しておきたい人や、クレジットカードやカードローンの金利を支払いたくない人は無金利のショッピングローンを使ってのカメラの購入はおすすめできます。

 

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無金利のショッピングローンとキャッシュレス決済はどちらが得なのか

 

PayPayなどのポイントの付くキャッシュレス決済と無金利ローンのどちらか得なのかを考えます。

PayPayへのチャージ方法が銀行口座やクレジットカードの1回払いなら、ポイントが付くのでキャッシュレス決済の方が得かもしれません。気を付けてほしいのが、クレジットカードからチャージした時に、クレジットカードへの支払い方法がリボ払いとなっている時です。ポイントより金利額の方が高くなってしまうので、おすすめしません。

カメラのキタムラでは、PayPayで支払いができます。PayPayで支払った場合は、通常だと購入金額の1.5%のポイントが付きます。例えば30万円の商品を購入したら4500円のポイントが付与されます。年10%の金利がかかるクレジットカードだと金利額は、30000円です。無金利ローンだと30000円の金利がお得になるわけです。

人それぞれの考え方だと思いますが、30000円の金利が0円になるわけですから、4500円のポイントをもらうよりも無金利ローンの方がお得だと言えます。

 

カイツブリン
キャンペーンの内容や購入金額によっては、キャッシュレス決済の方がお得になる可能性がありますので、その時期のお得なキャンペーン情報を見逃さないようにしてください。

どうして無金利でもローン会社はやっていけるのか

 

結論を言うと本来かかるはずの金利をカメラを販売している会社が負担しているからです。支払い回数が増えればそれだけ金利も高くなるので、無金利ローンでの支払い回数は多くても48回に制限されているのも納得がいきます。

これは僕の予想ですが、無金利のショッピングローンでカメラ販売店が負担する金利は、通常の金利より低いのではないのかと思っています。10%もの金利をカメラ販売店が負担していたら、経営が成り立たないのではないでしょうか。

 

無金利のショッピングローンを扱っているカメラ販売店

 

マップカメラ

マップカメラは、扱っているローン会社が多いです。

 

無金利ローンができる会社

  • ジャックス  48回まで
  • セディナ   46回まで
  • オリコ    24回まで
  • アプラス   24回まで

 

 

カメラのキタムラ

 

無金利ローンができる会社

  • ジャックス  48回まで
  • オリコ    48回まで

カメラのキタムラは、一部の商品では60回払いでも無金利のショッピングローンが利用できます。利用できるローン会社は、ジャックスに限ります。

 

ビックカメラ

 

  • オリコ  最長60回(ビックカメラ指定商品)

 

ショッピングローンを使用する時の注意点

 

審査がある

ショッピングローンを利用する時は審査があります。申込者が会社に本当に在籍しているか確認するために、ローン会社が会社に在籍の確認の電話をする場合があります。電話は個人名で掛けますが、電話をされるのが嫌な人はショッピングローンの利用はおすすめしません。

審査の申し込みから早ければその日に、遅くても翌日には審査結果がメールか電話で連絡がきます。審査に通ったら、カメラを購入することができます。

 

支払いが終わるまでは所有権はローン会社にある

ショッピングローンやクレジットカードでカメラなどを購入した時は、支払いが終わるまで商品の所有権はローン会社にあります。

そのため、支払いが終わるまでは使わなくなったからといって購入した商品を売却することはできません。また、カメラ選びに失敗して別のカメラが欲しくなっても、下取りに出して新しいカメラを購入することもできません。ショッピングローンでカメラなどを購入する時は、自分で納得するまでじっくりと検討して急いで購入しないことが大事です。

 

 

計画的に利用する

無金利のショッピングローンと言っても分割払いです。自分の収入と支出のバランスを見て返済が困難になりそうなら購入を諦めることも大事です。頭金を貯めるなど自分が支払える金額になるまで、何らかの手を打ってからショッピングローンを利用するようにしましょう。

万一、返済が滞ってしまったら一括返済を迫られたり、支払えない時はショッピングローンで購入したカメラやレンズが差押えられてしまいます。そうなるとブラックリストに登録されてしまいローンなどを組むのが困難になってしまいます。

そうならないようにショッピングローンを利用する時は、計画的に利用しましょう。

 

まとめ

 

無金利のショッピングローンは、クレジットカードやカードローンに比べ金利がかからないのでおすすめです。特に支払い回数を多くして返済しようとしているのなら、数万円の金利を支払わなくて済むのでお得です。

最初にも書きましたが、僕はD5を無金利のショッピングローンを48回払いで購入しました。クレジットカードなら10万円近くの金利がかかるところ、0円で済みます。D5は、10年使えるカメラだと思いローンの支払いが終わる4年後でもまだまだ現役で使うことができ、後継機を買うお金を貯金できる時間がありそうだと思ったことがショッピングローンを使おうと思った理由です。

その頃には、一眼レフのフラグシップ機があるのかは解りませんが・・・。クレジットカードやカードローンでカメラの購入を考えているそこのあなた、無金利のショッピングローンを利用しての購入を考えてみませんか。

 

 

この記事を書いた人
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カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
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