信州まつもと空港で飛行機を撮影。撮影できる飛行機について

長野県の空の玄関口である信州まつもと空港で飛行機を撮影してきました。まつもと空港は地方の空港という事もあり、離発着便は正直言って多くありません。しかし、空港の周りには信州スカイパークという公園があり、空港の展望デッキ以外からでも撮影スポットが数多くあります。

今回、紹介する飛行機の写真も信州スカイパークから撮影しています。滑走路のすぐ横から撮影できるので、ダイナミックな機体を撮影できます。

何回もまつもと空港で撮影した事があるのですが、このブログでまだ詳しく紹介していなかったので、まつもと空港とまつもと空港で撮影できる機体についてお話ししたいと思います。

 

信州まつもと空港について

 

信州まつもと空港は松本市の南にあり、空港の周りには信州スカイパークが整備されています。空港内にはお土産店があり長野県の名産品であるそばや野沢菜の漬物などを購入する事ができます。また、食堂もあります。

駐車場の利用は無料ですので、松本市近郊の人や少し離れた所に住んでいる人は、車で来た方が便利です。長野道の塩尻北インターから約10分と近いです。

車で来れない遠方の人は、松本駅近くの松本バスターミナルからまつもと空港へいくバスが運行されています。まつもと空港から松本市街地のアクセスに便利です。

 

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まつもと空港は、富士ドリームエアラインズ(FDA)が日本航空と共同運行しています。

まつもと空港は、標高が高い位置にあり山から吹き下ろす風が強い日が多く着陸する事が難しい空港の一つとなっています。

 

まつもと空港の定期便は札幌と福岡の2路線

まつもと空港で就航している定期便は、札幌(新千歳空港)便が1日1往復。福岡便が1日2往復運行されています。つまり、飛行機を撮影しようとすると、着陸、離陸で計6回しか撮影するチャンスが無いという事になります。

 

大阪と丘珠(札幌)便が臨時運行されている

大阪便が毎年、8月1日から31日まで夏休みの期間中運行されています。大阪便はFDAの機体ではなく日本航空の機体を使用しています。上の写真は、8月31日に大阪に向かう機体を撮影したものです。

また、丘珠(おかだま)便が7月12日から9月24日まで1日1往復運行されています。丘珠空港は、札幌市にあり札幌駅まで約30分と市街地へのアクセスが便利な空港です。新千歳空港は、千歳市にあり札幌市街地まで車で高速を使って約1時間、電車では札幌駅まで快速に乗って約35分かかり市街地へのアクセスが少し不便です。

丘珠便は、日本航空が運航しています。

 

今年から神戸便が運行される

2019年の冬期ダイヤよりまつもと空港と神戸空港との便が1日1往復新設されます。運航会社はFDAでエンブラエル170型機と175型機が使用されます。札幌便と福岡便と同じ機種です。

神戸便が運行されると来年は大阪便が運行されるのか気になるところではあります。

 

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まつもと空港で撮影できる飛行機

 

フジドリームエアラインズでは、ブラジル製のエンブラエル ERJ170(76席)とERJ175(84席)が運行されています。機体色は全部で14色です。

 

FDAの機体色など

機体記号 機体色 機 種
JA01FJ ドリームレッド ERJ-170STD
JA02FJ ライトブルー ERJ-170STD
JA03FJ ピンク ERJ-175STD
JA04FJ グリーン ERJ-170SU
JA05FJ オレンジ ERJ-175STD
JA06FJ パープル ERJ-175STD
JA07FJ イエロー ERJ-175STD
JA08FJ ティーグリーン ERJ-175STD
JA09FJ ゴールド ERJ-175STD
JA10FJ シルバー ERJ-175STD
JA11FJ グリーン ERJ-175STD
JA12FJ ホワイト ERJ-175STD
JA13FJ ネイビー ERJ-175STD
JA14FJ ワインレッド ERJ-175STD

 

ネイビーとワインレッドは今年の3月から運行されていますが、まつもと空港に来ているかは不明です。その他の12色は飛んでいる姿などを見た事があります。撮影したい色が飛んで来るかは運次第となります。新色のネイビーとワインレッドが飛んで来たらラッキーかもしれません。

期間が限定されますが、日本航空の機体も撮影できます。

 

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まつもと空港で撮影できる飛行機とヘリコプター

 

8月31日に撮影しました。福岡からやって来たオレンジ色の機体です。タイヤが滑走路に付く瞬間を撮りたかったのですが、失敗してしまいました。かろうじて左側の車輪が地面に付いていますが、白い煙が出ていないので僕の中では失敗写真です。

 

84人乗りのERJ-175STDです。ジェット機の中では小さい部類に入ると思います。まつもと空港は標高の高い位置にあるので、滑走路を延長する事ができないようです。その為、ジャンボジェット機を就航する事は困難となっています。

これぐらいの大きさの飛行機でないと離着陸できない小さな空港です。上の写真は、新千歳空港に向かって離陸ポイントに向かう機体を間近で撮影しました。

 

 

新千歳空港に向かって離陸した飛行機です。信州スカイパークで撮影する時は、300mmまでの望遠レンズで十分です。着陸するシーンを遠くから撮影する時は、望遠レンズが必要になりますが。

まつもと空港の展望デッキからの撮影では、滑走路から少し距離があるので500mmぐらいの望遠レンズが有った方がいいです。

 

 

大阪便があるというところで日航機の離陸直後の写真を掲載していますが、この写真は離陸ポイントに向かう機体を撮影したものです。まつもと空港でJALのマークの入った機体の写真を撮れるのは、決まった時期のみとなります。

 

 

長野県警のヘリコプターです。まつもと空港では、飛行機だけではなくヘリコプターも撮影する事もできます。長野県警のヘリコプターの他にも何種類かのヘリコプターが飛んで来るので、飛行機が来ない待ち時間に撮影したらいかがでしょうか。待っていれば1機種ぐらいは撮影できると思います。

シャッタースピードを遅くしてプロペラをブラして動感を表現したかったのですが、風が強く被写体ブレを起こしそうだったので、シャッタースピードを速くして撮影しました。他には小型のセスナ機も撮影する事ができます。

 

まとめ

 

今回は、時間が無かったので大阪便と札幌便のみの撮影しかできなかったです。夕方まで撮影できたなら、もう2機種の機体を撮影できました。機体の大きさや機種は同じですが、色が違う飛行機を撮影できます。

時間が許せば1日撮影する事をオススメします。次の便まで時間があるので、撮影場所を変えるのも面白いと思います。移動時間も大してかかりません。目当ての色の機体を撮影できた時は、達成感があります。

羽田空港など大都市の空港に比べると発着の便数や撮影できる機体も少ないですが、まつもと空港には地方空港の飛行機撮影の面白さがあると思います。次は、流し撮りにもチャレンジしようと思っています。風が弱かったらですが。

飛行機撮影をした事がないなら、一度、撮影したらいかがでしょうか?

 

今回の撮影で使用した機材です。

 

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カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
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