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皆様、こんにちは。カイツブリンです。
松本市開智にある重要文化財「旧開智学校校舎」が2019年5月17日に国宝指定の答申が出て国宝に指定される見通しとなっております。
その為、国宝に指定され観光客が増える前に一目見ようと18日には多くの観光客が訪れました。
今回は、旧開智学校についてと見どころをご紹介したいと思います。
追記 9月30日に国宝に指定されることが決定されました。10月5日に記念イベントが開催されます。
旧開智学校とは
旧開智学校は、1876年(明治9年)に建てられた長野県松本市開智にある明治時代初期の洋風校舎です。文明開化における学校の役割を絵解きしたようなデザインで、文明開化時代の小学校建築を代表する建物として広く知られています。
地元の大工棟梁であった立石清重が設計した学校建築で擬洋風建築の代表です。
擬洋風建築とは?
建物の概要
木造2階建て寄棟造桟瓦葺、外壁はコーナーストーン及び石積みの腰壁を模した漆喰塗大壁、中央に腰銅板張で廻縁付きの八角塔屋を持ちます。建物正面に中央玄関ポーチを突出させ、2階を唐破風屋根の教室棟が付属する逆L字型の平面構成をとっており、教場数32の大規模な建物でした。
バルコニーの彫刻では、流水の上に龍が躍り、わき立つ雲の上でキューピットが校名の額を支えています。
開智学校のデザインは周辺の学校建築にも影響を与えました。
旧開智学校アクセス
- 電車 JR松本駅から徒歩25分
- バス タウンスニーカー北コース「旧開智学校」下車徒歩1分
- 車 長野道松本ICから約15分
松本駅お城口を出て北側に歩いて25分程で着きます。松本城の500~600m北側にあるので松本城を目指して歩くのが解りやすいと思います。
近隣には有料の駐車場や旧開智学校にも台数は少ないですが、無料の駐車場もあります。近くの開智小学校周辺の道路に路上駐車しないようお願いいたします。
営業時間・定休日
- 営業時間 9:00~17:00 最終入館 16:30
- 定休日 3月から11月まで第三月曜日(休日の場合は翌日)
- 12月から2月まで毎週月曜日(休日の場合は翌日)
- 12月29日から1月3日まで
時期によって定休日が違いますので、ご注意願います。
開智学校で撮影した写真
正面から撮影した写真です。焦点距離24mmで撮影しましたが、建物全体を撮るには少し離れなければなりませんでした。近くからダイナミックに撮るには広角レンズの方がいいかもしれません。
バルコニー付近の写真です。上の写真をトリミングしています。玄関の上に2匹の龍がいてバルコニーの上には学校の看板を持っている2人の天使がいます。
建物内の写真を紹介します。建物正面の説明写真と学校名の入った看板が展示されていました。この看板は何枚か作られているのでしょうか?
教室内の写真です。今の教室より狭いですね。
学校の建物に使われている瓦と当時、使われていたストーブです。レトロ感が溢れていますね。
まとめ
- 撮影時期 2017年夏
- 使用カメラ ニコン D810
- 使用レンズ シグマ 24-105mm F4 DG OS HSM Art
約2年前に撮影した写真なので、今と中の展示が変わっている可能性がありますのでご注意ください。建物の中は薄暗いので手ブレしないようにISO感度を上げてシャッター速度を速くして撮影する事をオススメします。
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