
松本駅から一つ東京寄りの駅が南松本駅です。この南松本駅近くの南部公園が電車の撮影スポットで、松本と新宿を結ぶ特急あずさや長野と名古屋を結ぶ特急しなのなどの電車を撮影する事ができます。
遊具も整備されており家族連れが多い公園です。踏切の音が鳴ると電車が来る合図になるので、遊具で遊んでいても電車が見える場所まで移動して来て、電車に手を振る子供の姿を見る事ができます。
今回は、そんな南部公園で撮影できる電車をご紹介したいと思います。
南部公園
南松本駅を出て左側に歩いていくと踏切があります。その踏切を渡ってすぐ右側にある公園が南部公園になります。多目的広場は、グランドになっており野球やサッカーなどをする事ができます。親子でキャッチボールをしている姿をよく見る事ができます。
冒険広場は、滑り台などの遊具があり小さなお子さんが遊んでいます。
この南部公園の中の西側に行くと線路が近くに見え電車を撮影する事ができます。電車を撮影している人が少ないのでゆっくり撮影する事ができます。
また、車で来る方は駐車場もあります。ただ、駐車台数は少ないのでご注意願います。9時過ぎたら遊びに来る人が増え駐車場が満車になる可能性があるので、その前に来ることをオススメします。
注 意
南部公園で撮影できる電車
特急あずさ
あずさと言えば1977年に発売された狩人の「あずさ2号」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。現在、あずさ2号は松本駅を6時25分に出発する東京行きの電車で乗る事ができます。
あずさは松本駅と新宿駅間を結ぶ区間が多いですが、本数は少ないですが東京駅や船橋駅まで行く電車もあります。
今年の3月26日のダイヤ改正で車両がE353系に統一され、スーパーあずさという呼称は無くなってあずさに統一されました。
上の写真は、松本駅から出発した特急あずさを1/1000秒の高速シャッターで写し止めました。高速シャッターなので、背景が止まってしまい電車が走っている動感が表現できていません。
流し撮りをしてみましたが、ブレブレの写真で見事に失敗してしまいました。
流し撮りを練習する為のシャッター速度
特急しなの
しなのは、長野駅ー名古屋駅間を中央本線・篠ノ井線、信越本線経由で運行する特急列車です。
車両は383系です。上の写真は前側から撮影しましたが、後ろの車両が特徴的な形をしているので、前側だけではなく後側の車両を撮るのも面白いかもしれません。
あずさと同じく1/1000秒の高速シャッターで写し止めました。しなのもあずさ以上に運行本数が少ないです。
普通列車
普通列車は、上の写真ように水色のラインが入っている車両とオレンジ色のラインが入っている車両の2種類の車両が運行しています。
南松本駅に停車した後に発車した電車なので、電車のスピードが遅いため撮影難度は低めです。流し撮りも何回か練習してみました。失敗写真がほとんどですが、数枚だけギリギリ成功と言える写真が撮れましたので、後日改めて記事にいたします。
普通列車は、運行本数も多く電車の撮影や流し撮りの練習には良いと思います。
その他、注意点
南松本駅周辺は、南部公園以外にも電車を撮影できる場所がありますが少し注意が必要です。
- 南部公園の西側(踏切を渡った先)の駐車場
- 南松本駅の少し南側の歩道
駐車場は、車が止まっていなかったら撮影できるのかなと思います。よく、カメラを持って電車が来るのを待っている人を見かけます。車が止まっていたら撮影をしないようにしましょう。また、車が帰ってきたら場所を空けましょう。
まとめ
南部公園で電車を撮影する時は、望遠レンズは必要ないです。この記事の電車の写真はすべて標準レンズで撮影しました。
使用機材
- カメラ Canon EOS 5D MarkⅣ
- レンズ EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM
南部公園では、特急列車があずさとしなのの2種類と普通列車が撮影する事ができます。1時間もいれば沢山の車両を撮影できますが、あずさ狙いで待つのが嫌な方は、松本駅から発車するあずさの時刻を調べる事をオススメします。松本駅を出発して5分もかからないで南部公園を通過します。
約3年振りに電車を撮影しましたが面白かったです。また、あずさとしなのの流し撮りに挑戦しようと思っています。
5DM4のレビュー記事を書いていますので、よかったら見てみてください。
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5DM4での電車撮影では、ピントが合うのが早くシャッター速度を早くして撮影すると失敗はほとんどありませんでした。流し撮りをしても失敗写真が少なくなるように腕を磨きたいと思います。