
早いもので、ついさっき年が明けたと思ったら、もう1月も終わり2月に入ってしまいました。松本ではあと2ヶ月ちょっとで桜が咲き始めます。
僕が現在所有しているレンズは、ニコンの16-35mmF4の広角レンズと200-500mmの超望遠レンズの2本のみです。野鳥撮影では、200-500mmのレンズが1本あればほぼ困ることは無いのですが、上高地で撮影した時に、16-35mmだと画角が広いと感じました。
今年は白鳥の北帰行が完了した後は桜や紅葉などの花や上高地や高原などに行って風景を撮影したいと考えています。そこで、広角レンズと超望遠レンズの2本では花と風景撮影は厳しいので、レンズを追加したいと思っています。
今回は花と風景を撮影するのに最適なレンズを考え桜が咲くまでに購入ができるよう検討したいと思います。体育館で卓球の試合も撮影するので、その観点からも考えてみたいと思います。
便利ズームレンズ
http://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/af-s_nikkor_28-300mm_f35-56g_ed_vr/spec.html
一番汎用性が高く広角から望遠まで1本でこなせる便利ズームレンズが購入第一候補です。
購入を検討した便利ズームレンズ
- AF-S NIKKOR 28-300mm F/3.5-5.6G ED VR (ニコン)
- 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD Model A010 (タムロン)
ニコンとタムロンから28-300mmの同じ焦点距離のレンズが発売されていて、望遠側の明るさがタムロンの方が暗いです。
体育館での暗い場所での撮影や花など背景をぼかして撮影したい時に暗いレンズはデメリットになります。価格はニコンが約10万円、タムロンの方が約6万円と4万円もの差があります。
便利ズームレンズなので解像度などは落ちてしまいますが、レンズ交換をしなくてもあらゆるシーンを撮影できるのは大きなメリットになります。問題は明るさを取るか価格を取るかなのですが、体育館での撮影でF6.3を使うのはISO感度が上がってしまいます。もしくは、シャッタースピードが遅くなってしまい手ブレや被写体ブレの原因になってしまいます。
今のところ便利ズームレンズの購入第一候補は望遠側が明るいニコンのAF-S NIKKOR 28-300mm F/3.5-5.6G ED VRかなと感じております。
標準ズームレンズ
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/art/a_24_105_4/
次に考えているレンズは、標準ズームレンズです。考えているレンズは次の3本です。
購入を検討した標準ズームレンズ
- AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR (ニコン)
- AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR (ニコン)
- Art 24-105mm F4 DG OS HSM (シグマ)
ニコンが2本とシグマが1本です。新品の価格を見ると24-85mm、24-105mm、24-120mmの順で高くなります。明るさも24-105mmと24-120mmはF4通しであるのに対し、24-85mmはF3.5からF4.5で焦点距離によって明るさが変わります。
花の撮影だとF4通しのレンズの方が背景をボカすことができるのと、望遠側が長い方が遠くから被写体を狙うことができ、ボケのある写真を撮ることができます。しかし、24-120mmは価格の割に評価が低く24-105mmの方が評価が高いようです。
本当はF2.8通しのいわゆる大三元レンズを購入したいのですが、価格が高いので除外しています。標準ズームレンズを購入するとしたら、価格も手頃で描写にも定評のあるシグマの24-105mmが第一候補です。
卓球の試合では24-105mmは使えませんが、花と風景撮影で大活躍してくれると思っております。
望遠ズームレンズ
https://www.tamron.jp/product/lenses/a034.html
望遠ズームレンズも購入候補です。考えているレンズは次の4本です。
購入を検討した望遠ズームレンズ
- AF-P NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6E ED VR (ニコン)
- AF-S NIKKOR 70-200mm F4G ED VR (ニコン)
- AF-S VR Zoom-NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G IF-ED(ニコン)
- 70-210mm F4 Di VC USD ModelA034N(タムロン)
花も風景も卓球の試合も撮れる一番使用頻度が高くなると思われる焦点距離です。広角側はどのレンズも70mmですが、望遠側が200mmと300mmと違いがあります。200mmの2本は焦点距離が短くなる変わりにF4通しの明るいレンズです。
焦点距離を取るか、明るさを取るか悩ましいところもあるのですが、200-500mm F5.6を持っているので、70-300mmの望遠側のF5.6は魅力を感じることができません。
F値がF4とF5.6より明るくなるのは、体育館での卓球の試合の撮影ではかなりのメリットになります。価格がニコンの約半分ということもあり、タムロンの70-210mm F4がいいのかなと感じております。ニコンより10mmですが望遠側が長いのもいいです。
マクロレンズ
https://www.tamron.jp/product/lenses/f017.html
花を大きく写すことのできるマクロレンズも欲しいレンズの一つです。マクロレンズを購入するなら欲しいレンズは次の2本です。
欲しいマクロレンズ
- AF-S VR Micro-NIKKOR 105mm F2.8G IF-ED (ニコン)
- SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD/model F017N (タムロン)
花の撮影に適している焦点距離は中望遠域です。近づけない被写体でも中望遠域なら離れて撮影しても大きく写すことができます。
ニコンとタムロンの2種類ありますが、ニコンの105mmは10年以上前に発売されているレンズで価格も10万円を越えています。一方、タムロンの90mmはニコンの約半分の価格で購入することができ、評価の高いレンズでもあります。
マクロレンズを購入するなら、タムロンの90mm一択ではないでしょうか。
まとめ
野鳥撮影のシーズンが終わる春から秋にかけて花や風景を撮るのに相応しいレンズを考えてみました。もし、1本だけ購入するとしたら、ニコンの便利ズームレンズである28-300mmか標準ズームレンズのシグマ24-105mmのどちらかだと思います。画質を考えるのならシグマの24-105mmが第一候補です。
もし、2本購入できるとしたら、シグマの24-105mmとタムロンの70-210mmの2本になると思います。この2本を購入すると持っているレンズと合わせると16mmから500mmまでのラインナップが完成し、ほとんどの被写体を撮ることができます。
新品の購入のみではなく、状態のいい中古のレンズがあれば積極的に中古のレンズの購入を考えたいと思います。今持っているニコンの16-35mmと200-500mmはマップカメラで中古で購入したものです。信頼できる店なら、安心して中古商品を購入することができます。
桜が咲くまでまだ2ヶ月ぐらい時間があるので、どのレンズが花と風景と卓球の試合の3つの被写体を撮るのに最適なレンズなのか良く検討したいと思います。
最終候補に上がっているレンズは、
- AF-S NIKKOR 28-300mm F/3.5-5.6G ED VR (ニコン)
- Art 24-105mm F4 DG OS HSM (シグマ)
- 70-210mm F4 Di VC USD/Model A034N (タムロン)
この中から1本又は2本のレンズを購入したいと考えています。