
長野市にある戸隠森林植物園に撮影に行きましたが、目的の野鳥はほとんど撮影する事ができませんでした。
戸隠森林植物園についての記事はこちら
どうしてもD5の動体撮影能力を試してみたかったので、戸隠森林植物園の帰りに安曇野市にある御宝田遊水池で野鳥を撮影してきました。そこで鴨やカワウなどの飛翔シーンを撮影しましたが、動体追従性能が5DM4やZ6とは明らかに違い素晴らしかったのです。
今回は、D5で撮影した野鳥の飛翔シーンを紹介し5DM4とZ6との動体追従性能の違いについてお話したいと思います。
御宝田遊水池についての記事はこちら
この記事の内容
- D5の動体追従性能のすごさについて
- D5と5DM4、Z6との動体追従性能の違いについて
動体撮影でD5かD850で迷っている方、もしくは一眼レフかミラーレスかで迷っている方の参考になれば嬉しいです。
初めてD5で野鳥を撮影してみた感想
初めてD5で野鳥を撮影してみた感想は、ピントが合う速度が速いという事です。AF性能に定評のあるD500や7DM2も使った事もあるのですが、D5はその上を行く感じです。AF-ONボタンを押した瞬間にピントが合います。
飛んでいる鳥を撮影しましたが、AF-Cでもピントが合うのが速く、よく追従してくれます。狙った被写体からピントが外れてしまっても、被写体を捉え続けていればすぐにピントが合い復帰します。
ピントが合う速さはレンズにも依存するのですが、純正の200-500でもこれだけ速いのだから300F2.8などのレンズだともっと速いのだろうかと考えてしまいます。また、悪い癖が発症しそうです。
D5で撮影した野鳥の飛翔写真
最初の写真は、トンビです。トンビは体も大きく割と簡単に飛んでいる姿を撮影する事ができます。5DM4でもトンビの飛翔シーンは撮影出来ていたのですが、ここまではっきりと姿を捉えた写真は初めてです。
次の写真は、カワウです。5DM4でもカワウの飛んでいる姿を撮影しましたが、成功率は半分程だったと思います。また、Z6だとピントが合わないシーンだったと思われます。
最初のトンビの写真もそうですが、D5のAF速度と追従性能によって撮れた写真だと思っております。
最後は、鴨の飛翔シーンです。5DM4では、ほとんど撮れなかったシーンです。D5だといとも簡単に撮る事ができました。5DM4だと飛んでいる鴨にピントを合わせようとすると、ピントが合う前に遠くに行ってしまう事がほとんどでした。
まとめ
D5のAF速度と追従性能によって中型の野鳥の飛翔シーンは、簡単に撮る事ができました。D850は使った事が無いので比較はできませんが、5DM4よりは間違いなくAF性能は良いと感じます。
Z6は、飛んでいる鳥にピントを合わせようとしても中々ピントが合いません。AFが迷うような感じで鳥があっという間に遠ざかってしまいます。現時点では、Z6での野鳥撮影は難しいと言わざるを得ません。
もともと、D5とZ6は比べるものではないのかもしれませんが・・・。
Z6に関しては、近いうちに電車撮影で動体撮影能力を検証してみたいと思っています。
腕が悪いので小鳥の飛翔シーンは失敗してここに掲載する事が出来なかったです。ただ、5DM4では撮れる気がしなかった小鳥の飛翔シーンがD5では撮れるような予感がしています。
購入して間もないのでAFの設定も少し変えている程度なので、これから色々な設定を試して野鳥撮影を楽しみたいと思います。
いつかは、カワセミのボバリングやダイブシーンを撮る事が目標です。