「誤解を招く」カメラのキタムラの下取りについて思うこと

2週間程前にSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2をカメラのキタムラで購入したのですが、その時にAF-S NIKKOR 16-35mm F/4G ED VRを下取りしてもらいました。

SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2とAF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8E ED VRのどちらかを買おうと考えていたのですが、どちらの商品も下取りがあれば値引きしますと表示されていました。

AF-S 16-35mm F/4G ED VRを下取りに出そうと思って査定もしてもらっていたので、てっきりその下取り値引きが適用されると思っていました。しかし、実際にはその値引きは適用されませんでした。

標準レンズが欲しかったのでSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2を購入したのですが、帰ってから下取りについて調べてみました。ちょっと納得がいかなかったからです。

そこで今回は、一般的な下取りの定義とカメラのキタムラの下取り値引きが適用される条件についてお話ししたいと思います。

 

下取りの定義

下取り(したどり)は、新しい商品を購入することを条件に、それまで使用していた古い商品を買い取る契約、商習慣のこと。 通常の中古品買取りと異なり、下取りの場合は必ずしも下取り商品を中古品として再流通させることを前提にしていない。 そのため下取り商品が故障していたり、著しく古いものであっても下取りの対象となる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%8F%96%E3%82%8A

 

上記は、Wikipediaの下取りの定義です。値段の付く商品や故障している商品また古い商品も下取りの対象になるとあります。

 

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カメラのキタムラの価格表示

 

機種や値段は気にしないでください。ここで問題にしたいのが「下取りあれば税込価格より10,000円引き」という表示です。この商品を例に取れば、下取りがあれば税込155,000円で購入できることになります。

下取りしてもらったAF-S NIKKOR 16-35mm F/4G ED VRは38,800円の値段が付きました。下取り値引きを入れると、税込116,200円で購入できるはずです。

 

下取り値引きは、値段の付かない商品に適用されます。

カメラのキタムラの店員さんから言われた言葉です。僕が下取りしてもらったAF-S NIKKOR 16-35mm F/4G ED VRは、38,800円の値段が付いているので、下取り値引きはできないとの回答でした。

う~ん、値段が付いても付かなくても下取りっていうんじゃなかったかなぁ~と思いつつ、少しモヤモヤした気持ちで会計を済ませました。家に帰って調べてみると、僕の考えは合っているようでした。

 

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なんでも下取り

カメラのキタムラのネットショップでは、なんでも下取りというものがあります。

 

下取り可能な製品
コンパクトデジタルカメラ・デジタル一眼レフカメラ
フィルム一眼レフカメラ・フィルムコンパクトカメラ
ビデオカメラ・交換レンズ
※壊れたカメラでも構いません
※インスタントカメラ、おもちゃのカメラやボディ番号(シリアルNo.)の無いもの、家電製品は下取りできません

https://shop.kitamura.jp/

上記は、カメラのキタムラの「なんでも下取り」の説明です。機種によって価格は違いますが、なんでも下取りを適用されると本体価格が値引きされます。

恐らく下取り価格の付く商品は適用にならなく、価格の付かない商品が適用になるのだと思われます。「なんでも下取り」というからには、下取り価格の付く商品でも、適用にならないとおかしいと思うのは僕だけでしょうか?

 

カメラのキタムラの下取り表記について思うこと

 

1下取りやなんでも下取りを全ての下取り品に適用する

下取り価格の付かない商品のみに適用されると説明された下取り値引きを、下取り価格の付く商品にも適用させる。下取りの定義が「新しい商品を購入することを条件に、それまで使用していた古い商品を買い取る契約、商習慣のこと。」というからには当たり前のことだと僕は思います。

 

2下取り値引きをやめる

下取り価格の付く商品に「下取り値引き」を適用するのが無理なら、いっその事下取り値引きを廃止したらいかがでしょうか。そうすると要らない誤解を招くこともなくなります。

 

3捕捉の説明を目立つように書く

「下取り値引きの適用は、下取り価格の付かない商品に限ります」という補足説明を目立つように書くのも一つの手だと思います。

こういう風に補足説明があると、僕みたいに下取りがあるから下取り値引きが適用されるんだなといらない期待をせずに済みます。

 

まとめ

カメラのキタムラの下取り値引きは下取り価格が付かない商品に適用され、下取り価格の付く商品には適用されません。僕は、AF-S NIKKOR 16-35mm F/4G ED VRの査定を待っている間、下取り価格が4万円で下取り値引きが1万円あるからこれぐらいで買えるのかなと考えながら査定が終わるのを期待して待っていました。

査定結果を聞いて、下取り値引きが適用されないと聞いた時にガッカリしてしまいました。僕と同じような誤解をする人もいると思うので、ここで僕の体験をもとにお話しさせていただきました。

最後にもう一度言います。

 

カメラのキタムラの下取り値引きは、ジャンク品や壊れたカメラの下取りのみ適用されます。つまり、査定価格0円の商品です。査定を待っている間、下取り値引きが適用されると思ってニヤニヤしないようにしてください。

 

 

 

 

この記事を書いた人
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カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
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