信州安曇野 白鳥湖でコハクチョウを撮影してきました

昨年は護岸工事の影響で白鳥が飛来しなかった白鳥湖ですが、今年の3月に工事が終わりコハクチョウが再び飛来してきました。昨年は白鳥湖にやって来たコハクチョウが「工事してて着水できないじゃん。ここで越冬するのは無理だから他の場所に行こうぜ」と言ったかは解りませんが、安曇野以外で越冬したコハクチョウも少なくなかったと思います。

その為、今年も白鳥湖にコハクチョウが飛来しないのではないかと心配していましたが、そんな心配は杞憂に終わったようで、12月14日現在では沢山のコハクチョウが越冬のため白鳥湖にやって来ています。

一日中、白鳥湖で撮影してみて御宝田遊水池で越冬しているコハクチョウと少し性格が違うのかなと感じました。そこで、今回は白鳥湖で撮影した写真の紹介と白鳥湖で撮影した感想、コハクチョウについて感じた事をお話ししたいと思います。

 

白鳥湖でコハクチョウを撮影した感想

 

まず、御宝田遊水池のコハクチョウとの違いで感じたのが、群れというか家族単位で過ごしていることです。5~10羽ぐらいのグループが離れた場所でエサを採ったり、昼寝をしたりして過ごしています。寝ている家族がいるかと思えば、少し離れた場所でエサを採ったりしている家族がいるという感じです。

御宝田遊水池のコハクチョウも家族単位で過ごしているとは思いますが、コハクチョウの数が多く一塊になっているので、家族を判別するのが難しいです。

白鳥湖のコハクチョウは広い範囲で家族毎に群れを作っているので、少し移動すれば川の流れや背景が違うシーンを撮ることができます。また、時間や場所によっては鴨とコハクチョウを一緒に撮ることができます。

午前中は白鳥湖で撮影した後、午後から御宝田遊水池に移動して撮影しようと思っていましたが、結局、一日白鳥湖にいて撮影を楽しみました。沢山のカメラマンがコハクチョウを撮影に来ていました。

 

 

三脚の使用には注意が必要

白鳥湖でのコハクチョウの撮影は犀川沿いのあぜ道で行うのですが、三脚の使用には注意が必要です。人がすれ違うのがやっとの道なので、三脚を設置すると人が通れなくなるので、三脚を設置する時は川方向いっぱいに三脚を設置する必要があります。これで、三脚を設置しても人が一人通れるスペースができます。一般観覧者の迷惑にならないように、三脚を設置する時は人が通れるスペースがあるか確認しましょう。

 

カイツブリン
三脚を設置して人が通れないようなら、別の場所に移動して三脚を設置しましょう。
スポンサーリンク

白鳥湖で撮影したコハクチョウの写真を紹介

 

8時30分ぐらいに着いたのですが、朝の白鳥湖はコハクチョウの数が少なかったです。しかも、ほとんどのコハクチョウが寝ていました。

 

両親と子供が4羽の家族でしょうか。白鳥湖にいるコハクチョウは、少数の群れで過ごしていることが多いです。

 

夕方近くになり鴨がたくさんやって来ました。コハクチョウと鴨が一緒に優雅に泳いでいます。

 

着水する瞬間を捉えました。D5の12コマ秒の連写だと、このような写真も簡単に撮ることができます。子供のコハクチョウでしたが、見事な着水でした。

 

コハクチョウの喧嘩です。一日、撮影しているとこのようなシーンを何回か遭遇します。注意深く観察していると、シャッターチャンスをものにできる確率が上がります。

 

コハクチョウと一緒に現れた鴨と思われる鳥です。朝は白鳥の群れと一緒に寝ていましたが、起きてからは行動を共にしていました。この鴨を主役にした撮影も楽しそうだと感じました。

 

スポンサーリンク

まとめ

 

白鳥湖で一日中コハクチョウを撮影したのは初めてでしたが、撮影を楽しむことができました。朝はコハクチョウの数が少なく、何枚か撮ったらすぐ御宝田遊水池に移動しようと思っていたのですが、10時過ぎぐらいからコハクチョウの数が60羽ぐらいまで増えました。朝は20羽までいなかったと思います。

昨年は白鳥湖にコハクチョウが飛来しなかったので御宝田遊水池に沢山のコハクチョウが飛来したのですが、今年は白鳥湖にも飛来してくれて嬉しいです。その分、昨年に比べ御宝田遊水池の飛来数が少ないように感じますが、それは仕方ないですよね。

松本に住んでいる僕は白鳥湖で一日中撮影しても別の日に御宝田遊水池で撮影することができますが、遠くから来る人はなかなか難しいと思います。白鳥湖と御宝田遊水池まで車で20分かからないので、一日で撮り比べも可能です。

3月中旬まではコハクチョウが滞在しているので、ぜひ、白鳥湖と御宝田遊水池で白鳥撮影を楽しんでください。

 

今回、撮影で使用した機材です。

 

この記事を書いた人
userimg
カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
スポンサーリンク
おすすめの記事