
皆様、こんにちは。カイツブリンです。
今回は、野鳥撮影を中心に使っているCanon EOS 5D MarkⅣ(以下5DM4)をレビューしたいと思います。
野鳥撮影での使用感やAPS-Cサイズの一眼レフ EOS 7D MarkⅡ(以下7DM2)との違いについてレビューします。
2.動く被写体(特に野鳥)の撮影に5DM4を考えている人
5DM4を購入した理由
5DM4を購入する前は、7DM2を使用していて野鳥を中心に子供の卓球の試合も撮影していました。
AFの追従性能は満足していましたが、特に体育館での卓球の試合の撮影では、ISO感度が上がりノイズが気になりました。
フルサイズのカメラは、APS-Cのカメラに比べて高感度に強いという事なので思い切って5DM4を購入しました。
携 帯 性
重量は本体のみで約810gあります。(バッテリー、CFカード、SDカード含む)レンズを装着すると1kgを越える為、携帯性はお世辞にも良いとは言えません。
前に使用していた7DM2は、約910gあり100g軽くなったので大して気になりません。
画 質
有効画素数は、約3,040万画素が有り十分な画質です。EF100-400mm f4.5-5.6L IS ⅡUSM で撮影した野鳥の写真では羽毛の一本一本がしっかり解像しています。
4,000万画素を越えるカメラも有りますが、高画素はぶれやすくピント合わせにシビアになったり、PCでの画像表示速度を上げる為に高性能のPCが必要になります。5DM4の約3,040万という画素数は、低すぎず高すぎずで丁度いい画素数だと思います。
期待した高感度の画質もISO12,800までは、問題なく使えます。さすがにISO32,000は、ノイズが気になり緊急用かなという感じがします。
7DM2では、ISO1,600までが使え,我慢すればISO3,200が何とか使えるレベルだったので、これだけでも5DM4に代替した価値がありました。
操作性及び機能性
測距点切替レバー
野鳥撮影で一番重宝しているのが、本体の後ろ側にある測距点切替レバーが有る事です。木の枝に留まっている鳥をスポット一点AFで撮影していて、別の場所で鳥の飛翔シーンを見つけて撮影する時に測距点切替レバーを押せば簡単にグループ4点AF等の被写体を捉え続けるのに有利なAFに切替できます。
自分の良く使う測距点を登録しておけば素早く切り替えが可能です。野鳥撮影以外でも動体撮影で一番重宝する操作になると思います。
解りづらいかもしれませんが、矢印の先にあるレバーが測距点切替レバーです。
ファインダー内水準器
風景や建物を撮る時に非常に便利です。三脚が立てられない場所では、簡単に水平を取る事ができます。
5DM4のファインダー内の水準器は、横と縦の水平を確認する事ができ、傾いている方向に小さな四角いマークが表示され、そのマークの数が多いほど傾きの角度が大きい事となります。
正直言いまして僕の野鳥撮影での腕では、鳥が逃げないかと焦り慌ててシャッターを切る事が多く水平を確認する余裕がありません。
プロの方などは、野鳥撮影でも構図とかを考えてシャッターを切っているので、僕も早くその領域に辿り着けるよう精進したいです。
フリッカー低減
フリッカーとは?
体育館には照明が有るので、フリッカー低減の設定を忘れると明るい写真や暗い写真とフリッカーの影響を受けてしまい失敗写真が量産されてしまいます。
注意!
まとめ
まだまだ、伝えたい事がありますが長くなってしまいましたので、2回に分けたいと思います。
- 携帯性 △
- 画質 ◎
- 高感度 ◎
- 操作性 〇
- 測距点切替レバー ◎
- ファインダー内水準器 〇
- フリッカー低減機能 ◎