2020年撮り初め カワセミ撮影に出掛けたら凍結していたので季節毎の千鹿頭池を紹介します

2019年12月28日に御宝田遊水池で白鳥を撮影し撮り納めをしましたが、2020年の撮り初めは運試しも兼ねて1月2日の朝、カワセミ撮影に行ってきました。カワセミが現れる可能性が高い時間に着いたのですが、千鹿頭池に着いて愕然としてしまいました。

な、なんと池が凍っているのです。凍っていると言っても完全に凍結しているわけではなく、薄く氷が張っている状態だったのですが、これではカワセミが獲物を捕りにダイブすることができません。

カワセミどころか池にたくさんの水鳥がいたのですが、その水鳥の姿も見当たりませんでした。鷺が一匹いただけで他に鳥の姿はいませんでした。

運試しを兼ねたカワセミ撮影は大失敗に終わり、今年の運勢は大凶だろうとへこんでいるところです。

このブログでカワセミの飛来についてなど何度か記事にしています。そこで今回は千鹿頭池の季節ごとの様子と撮影できる野鳥についてまとめてみようと思います。

 

 

春の千鹿頭池

 

上の写真は2019年の4月に撮影しました。たくさんのメジロとヒヨドリが桜の蜜を吸いにやって来ていました。

 

春の千鹿頭池は、池の周りの遊歩道に桜が咲きます。桜が咲いている期間は桜を撮影しに来る人や桜を見に来る人が多く一年で一番賑わう季節です。

桜の花の蜜を吸いに来るメジロやヒヨドリを撮影することができます。池には数種類の鴨やカイツブリがいます。昨年は子育てするのに巣材を巣に運ぶカイツブリの姿を見かけることができました。

気温も暖かくなり、桜と千鹿頭池を絡めた撮影や桜に集まってくる野鳥を撮影できたり一年のうちで一番おすすめできる季節です。

 

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夏の千鹿頭池

 

上の写真のカワセミは2019年8月に千鹿頭池の駐車場から撮影しました。この場所でカワセミを撮影できるのは非常に珍しいことです。

 

春から夏にかけて鴨やカイツブリの雛を撮影できるかもしれません。撮影できるかもと表現したのは一昨年は雛を撮影できたのですが、昨年は雛の姿を見かけることがなかったからです。春にカイツブリが営巣していたのですが、雛は一羽も見かけませんでした。もしかしたら、青大将に卵や雛が食べられてしまった可能性があります。

夏は気温も上がり遊歩道には草が生い茂り虫もたくさん飛んでいます。スズメバチも飛んでいることも多く虫が嫌いな人には夏の千鹿頭池はおすすめできません。遊歩道を歩くのはおすすめしませんが、駐車場からの撮影でも鴨やカイツブリを撮影できます。

また、遊歩道の草もある程度伸びたら草刈りをしてくれます。

 

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秋の千鹿頭池

 

千鹿頭池は農業用の溜池なので、稲刈りが終わると池の水が抜かれ水のある面積が半分ぐらいになります。その為、10月から12月始めぐらいが一番カワセミを撮影できる確率が上がります。僕が千鹿頭池でカワセミを撮影できたのは、10月か11月が一番多かったです。

鴨やカイツブリも近くで撮影することができ、たまにですがカワウもやって来て池を泳ぐ姿を見ることができます。

虫もいなくなりますので、春と同じぐらい秋の千鹿頭池もおすすめです。カワセミを撮影できる可能性が一番あるという季節なので、ある意味では秋が一番おすすめできるかもしれません。

 

冬の千鹿頭池

 

最初にお話しした通り、冬の千鹿頭池は池の水が少なくなり、池の水が凍ってしまうので水鳥が何処かへ行ってしまい野鳥の姿は鷺と水面を歩くハクセキレイ以外はいなくなり寂しくなってしまいます。

気温が低くなる12月中旬頃から気温が上がり始める3月の終わり頃までは千鹿頭池には水鳥などの姿は見られません。池の周りの山の木には小鳥がいるので、冬の千鹿頭池での野鳥撮影は池の周りの遊歩道を歩きながら野鳥を探すのが基本になります。

1月2日に行った感じでは、鳥の鳴き声や飛んでいる姿をそこそこ見かけました。

 

まとめ

 

今回は季節ごとの千鹿頭池を紹介いたしました。この記事を書きながら思い出したのですが、昨年も冬に千鹿頭池にカワセミを撮影しに行き水鳥すらいなくなっていて、冬の千鹿頭池はダメだと思っていたのを完全に忘れていました。

恐らく冬の期間は松本城のお堀に移動しているのでしょう。カワセミが来るかは解りませんが・・・。

千鹿頭池は春には桜とメジロやヒヨドリを夏には鴨やカイツブリの雛を、秋にはカワセミを撮影できる池となります。季節ごとにいろいろな表情を見せてくれる千鹿頭池は野鳥撮影におすすめの場所です。

これから桜の咲くまでの季節はおすすめできませんが、桜が咲いたら千鹿頭池に遊びに来てみてください。遊歩道を一周するだけでも良い運動になりますよ。

この記事を書いた人
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カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
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