2020年、今シーズン安曇野で撮影した白鳥の写真を紹介します。

2019年10月に3羽のコハクチョウが安曇野の御宝田遊水池に飛来して来ました。その後、飛来数が増えピーク時の2020年1月には140羽のコハクチョウがやって来ました。昨シーズンに比べると飛来数が減りましたが、今シーズンもコハクチョウ達は多くのカメラマンや観光客を楽しませてくれました。

そのコハクチョウも2020年3月12日に北帰行が完了し、飛来して来た全羽のコハクチョウがシベリアに帰って行きました。

そこで、今シーズン御宝田遊水池で撮影したコハクチョウの自分の中のベストな写真を15枚程を紹介し、コハクチョウと過ごした楽しかった日々を振り返っていきたいと思います。

 

2020年 御宝田遊水池で撮影したコハクチョウ

 

2019年10月20日

 

2019年10月20日に撮影しました。数日前の地元紙にコハクチョウ飛来の記事が掲載されていたので、その週末の休みに撮りに行きました。この日いたコハクチョウは3羽だけでしたが、久しぶりの再会に一日中撮影を楽しみました。

まだ、10月なのでコハクチョウの後ろの小島も緑が残っています。

 

今シーズン初のコハクチョウの撮影で、運良く飛翔シーンを撮ることができました。

 

2019年12月7日

 

11月は高校サッカーの長野県予選の決勝戦を撮影しに行ったり、仕事などでコハクチョウの撮影には行けませんでした。

 

 

一か月以上ぶりの御宝田遊水池には沢山のコハクチョウが飛来しており、子供のコハクチョウも沢山いました。一羽の子供のコハクチョウが川岸で物思いにふけっている様子を撮影しました。こういう様子が可愛くて、同じ様なシーンをたくさん撮影していました。

 

子供のコハクチョウが食事をしているシーンを撮影しました。御宝田遊水池から300m程歩いたところにある犀川沿いの川岸では、この様なシーンもたくさん見られました。

 

2019年12月28日

 

2019年の撮り納めは12月28日の御宝田遊水池でした。北アルプス方向から犀川に夕日が照らして川面をオレンジ色に染めました。2019年の最後に撮影した写真は、どこか哀愁が漂う物になりました。

 

2020年1月11日

 

2020年の初めてのコハクチョウの撮影は、1月11日でした。いつもはD5に200-500mmを付けてコハクチョウを撮影するのですが、この日はD5に16-35mmf4を付けて広角撮影にチャレンジしてみました。コハクチョウと北アルプスの山並みを絡めて撮影したかったからです。

コハクチョウが追いかけっこしている様子を北アルプスの山並みと撮ることができました。詳しくは、別の記事にて書いていますのでよかったら見てください。

 

 

2020年2月1日

 

この日は、北アルプスを背景にしてコハクチョウの飛翔シーンを撮ろうと思い、ずっとチャンスを待っていました。13時頃に犀川から御宝田遊水池にコハクチョウがやって来たところを撮影しました。

2羽のコハクチョウの羽が同じ様な形になったベストな1枚を撮ることができました。D5の12コマ/秒の高速連写とAF性能のおかげで撮れた写真だと思います。背景の北アルプスもほどよくボケて、今シーズン一番の写真かもしれません。

 

2020年2月8日

 

御宝田遊水池では200円以上払えばコハクチョウや鴨にエサをあげることができます。親子連れがエサをあげていたのですが、そのエサを待っているコハクチョウを撮影しました。

エサを待ちわびている様子が表現出来ているでしょうか。

御宝田遊水池ではエサの持ち込みは禁止されているので、注意してください。

 

2020年2月23日

 

 

犀川から飛び立つコハクチョウを撮影しました。目にピントが合っていないので成功写真ではないのですが、自分の中では上手く撮れたと思っているのでここに掲載しました。

 

2羽のコハクチョウが大空を飛んでいる姿を撮影しました。この写真を見て気が付いたのですが、飛んでいる時は脚を後ろに折りたたむようにしているんですね。

 

2020年3月6日

 

犀川の土手の土を口に運んでいる子供のコハクチョウです。エサを食べているシーンは何回も見ることはできるのですが、土を口にしているところは初めて見ました。

 

口に入れた土を水の中に吐き出していました。何故この様なことをしていたのか、謎が残りました。

 

2020年3月7日

 

3月7日には約80羽いたコハクチョウでしたが、3月10日には9羽まで減り12日には0羽になり北帰行が完了いたしました。この日が今シーズンのコハクチョウ撮影の撮り納めになるとは、この時には思っていませんでした。

シベリアに帰る準備をしていたのか、この日のコハクチョウは動きが活発でした。上の写真はコハクチョウが追いかけっこしているシーンですが、頻繫に追いかけっこをしている姿を見せてくれました。

 

コハクチョウが羽をバタバタさせているところです。画面いっぱいに羽を広げた姿を撮ることができ、今シーズン一番の羽をバタバタさせている姿を撮ることができました。

 

御宝田遊水池の土手にコハクチョウが上がっているところを撮影しました。人が多いので土手に上がることは珍しいのですが、貴重な姿を撮ることができました。

 

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まとめ

 

今シーズンに御宝田遊水池で撮影したコハクチョウの写真を紹介させていただきました。昨シーズンからコハクチョウの撮影を本格的に始めたのですが、今シーズンも時間が許す限り御宝田遊水池に通い朝から夕方まで撮影を楽しみました。

今年は暖冬の影響もあり、昨年より10日程早い北帰行の完了となりました。2月下旬から北帰行が始まっていたのは知っていたのですが、3月7日に約80羽のコハクチョウが残っていたのでもう少しコハクチョウの撮影を楽しめると思っていました。

14日に雪の中御宝田遊水池に行ったら、コハクチョウの姿がありませんでした。飛来数が確認できる看板を見ると0羽となっており、今年は予想通り早めにシベリアに帰ったのだと理解しました。

今シーズンも約5か月の間、安曇野に滞在して越冬したコハクチョウ達が10月に再び子供を連れて安曇野に帰って来てくれることを待とうと思います。

安曇野には御宝田遊水池の他に白鳥湖にもコハクチョウが飛来して来ます。白鳥湖のコハクチョウも同じ時期に北帰行が完了したようです。白鳥湖で撮影したコハクチョウの写真もたくさんあるのですが、今回は御宝田遊水池で撮影した写真のみを掲載いたしました。

もし、リクエストがあれば白鳥湖で撮影した写真も記事にしますので、遠慮なく言ってください。

さ~て、今週末から何を被写体にして撮影を楽しもうか考えないといけません。

この記事を書いた人
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カイツブリン
長野県松本市在住です。長野県の中信地方で野鳥撮影を中心に一眼レフカメラを趣味として楽しんでいます。
長野県の色々な情報を発信していきたいと思います。
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